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C言語とは

C言語とは何か?、C言語の名前の由来とは何か?、C言語の特徴とは、どのようなものか?について説明しています。

C言語とは

C言語(しーげんご、C language)とは、コンピュータのソフトウェアをつくる際に使用されるプログラミング言語の一種です。

1972年にアメリカAT&T社ベル研究所のデニス・M・リッチー(Dennis M. Ritchie)氏とブライアン・W・カーニハン(Brian. W. Kernighan)氏によって開発されました。

開発の目的は、UNIXの移植性を高めるためでした。UNIXの大部分はC言語によって書かれています。特定のプラットフォームに依存した部分を言語仕様から切り離しているため、移植性の高いプログラムを書くことができます。

C言語にオブジェクト指向の仕様を追加してできたプログラミング言語がC++言語です。C言語はC++言語とともに、現在もっとも普及しているプログラミング言語です。



C言語の名前の由来とは

ところで、なぜC言語というのでしょうか?

それは、C言語は、B言語(びーげんご、B language)というプログラミング言語の後継として開発されたからです。Bの次なのでCというわけですね。

B言語とは、AT&T社ベル研究所のケン・トンプソン(Ken Thompson)によって開発されたプログラミング言語です。C言語が開発されたため、現在では使われていません。

B言語の名前の由来は、はっきりしていません。

B言語の前身である、BCPL(Basic Combined Programming Language)というプログラミング言語の名称から来ているという説が有力です。開発者ケン・トンプソンが以前に設計していたBonというプログラミング言語から来ているとも、ケン・トンプソンの妻ボニーの頭文字から来ているともいわれています。

C言語は、その後広く利用されるようになりました。これには、以下のような理由がありました。

現在では、GUI環境やオブジェクト指向の普及により、C++やJava、各種スクリプト言語のシェアが増えています。それでも、C言語は業務用開発やフリーソフトウェア開発、リソースが限られている組み込みシステムなどで広く利用されています。

C言語の特徴とは

C言語の特徴としては、以下のことがあげられます。

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